漢方子宝相談

池上漢方療法(不妊症 篇)

漢方的不妊症のタイプ

・漢方では不妊症の原因をいくつかのタイプに別けて考えて、それぞれに異なった治療をおこないます。 ただし、実際にはこれらのどれか1つのタイプに収まる患者さんは稀です。 実際には少しずつ数種類複合している方がほとんどです。そのため2~3種類の漢方薬を服用していただくケースが最も多いと思います。

血虚(血の量や血液の栄養不足)

・生理の周期が不規則(35日以上または20日くらい)、経血量が少ない(2,3日で終わってしまう)生理の終わりに体調を崩す、 顔色が良くない、肌が乾燥する、貧血傾向、爪がもろい等
→補血(血液の量を増やす、栄養状態を改善する)

お血(血液の流れが悪い)

・子宮内膜症や筋腫、卵巣のう腫がある、冷えのぼせ、月経痛がひどい、月経血が暗黒色で血塊がまじる、頭痛、肩こり、目の下のくま、等
→活血(血流を良くする)

腎虚(老化、免疫力の低下)

・高温相になるのに日数がかかる、高温相が続かな生殖機能の低下(黄体機能不全、機能低下)、無排卵、低体温、白ホホルモンバランスの乱れ)髪、抜 け毛が多い、腰や膝のだるさ、耳鳴、性機能の減退等
→補腎(老化の予防、免疫力のアップ)

自律神経失調(ストレス)

・生理の周期が一定しない、生理前になると乳房や張ったり、イライラしたり、生理前頭痛、月経前緊張症候群
→自律神経の調整

気虚(エネルギー不足)

・疲れ易い、食欲不振、気力がない、かぜを引きやすい、息切れ易い、不正出血し易い、生理が早くくる等
→補気(エネルギー補給)

 

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